完成させるためのゲーム作り教室

僕が講師をつとめた、コンピューターゲームを作る教室です。全6回。未経験者でも、スペックの高くないコンピューターでもできる内容で構成しました。教室の紹介はこちら(>リンク)。株式会社Unicocoという会社の運営するカルチャースクールでの習い事として設計しました。

設計から、最終日(発表会)までの記録を作成中です。

日程

第一回 2/20(土) 19:00-20:30日本時間 完了
第二回 3/20(土) 19:00-20:30日本時間 完了
第三回 4/17(土) 19:00-20:30日本時間 完了
第四回 5/22(土) 19:00-20:30日本時間 完了
第五回 6/19(土) 19:00-20:30日本時間 完了
第六回 7/17(土) 19:00-20:30日本時間 完了

アーカイブリンク

授業の録画の有料視聴です。課題を独自に行いたい人は、下の「ダウンロードリンク」を利用してください。

アーカイブについて(>リンク

ダウンロードリンク

授業の中で説明しているファイルです。これを改造することが各回の自由課題になっています。授業の中では「Microsoft VS Code」というソフトで編集して「Google Chrome」というソフトで動作させることにしています(どちらも無料です)。

第一回のファイル(>リンク
第二回のファイル(>リンク
第三回のファイル(>リンク
第四回のファイル(>リンク
第五回のファイル(>リンク

お問い合わせ

ゆにここのウェブサイト(>リンク

(他にもいろいろな授業があって、どれもとても良い感じだと思います。もし興味があったら見てみてください!)

様子の記録

ゆにここカルチャースクールの指針(>リンク)がとても良いと思っているので、それを基盤にしつつ、

・大人でも何かを習う機会を自分で自分に与えてあげられる
・スキルとかプロになるとか関係なく、新しい興味に触れる経路
・「すごい」とか「面白い」だけではなく、「嬉しい」などを重視

このあたりを重要に考えて、無理のないレベルのミニゲーム完成品を改造する形で、「ゲームプログラムを自分でも完成させて公開した!」という経験を作る教室にしました。

月に1回、約85分のリモート講義形式でした(リアルタイム参加できない場合は、アーカイブを見る)。5回それぞれ、ステップアップしていくサンプルプログラムを提供しました。第1回目はブラウザに画像を表示するだけのプログラムで、それを改造する課題では絵を差し替えたり表示位置をいじるだけ、みたいな感じです。2回目以降ではクリック入力や条件分岐などの要素が増えていき、最後はミニゲームの改造が課題になりました。課題は、余裕があれば取り組むという感じで、難しければ提出できなくてもいいということにしました。

各回の85分は3つのパートに分けて、1つは制作や完成といった姿勢や考え方について、2つ目はプログラムの解説、3つ目はゲーム紹介やゲーム文化周辺のトピックについてなどを紹介するものにしました(一部変則的な回もありました)。

毎回数十人の参加があり、「3回目は都合で参加できない」「2回目までで、もう十分だった」「1回目と5回目だけ参加したい」とか、どんな参加の仕方でも大丈夫なようにしておきました。そして、どこか1回でも参加したことがあれば全員、最後の第6回目の発表会に参加できるようにしました。

発表会では、今までの教材を使用して各自が好きなものを作り、それまでの課題同様、共有クラウドサーバーにアップロードして提出してもらいました。各自がそれをプレゼンしたりはせず、僕が1つずつ動かして紹介するという感じでした。こちらで参加者が公開したもの一部見ることができます(>リンク)。

教室参加者は共通のdiscordサーバーで交流できるようになっていて、全6回終了後もサーバーが維持されています。また、ハッシュタグ「#完成ゲーム」で制作途中や質問を互いに見合うこともできるので、これからも制作を続けていきたい人や、教室開催中は難しかったけど後から再挑戦したい人が活用してもらえればと思います。

参加者の一人である松村生活さんによる記録もあります。興味があれば是非!(>リンク