(自分が考えてることの紹介として書いています。特に何も引用せず、根拠なく書いています。) 1 自分は、自律神経の弱まりや崩れを気にして生活している。以前はただの疲れとか風邪だと思っていたけど、多い時は週に2回も寝込んだりしてて、徐々に気になってきた。だけどそれでも20代の間は、忙しかったし変な生活をしていて原因不明だったし、そこまで困る感じでもなかったので放置していた。 自分の場合、熱とか頭痛とかで寝込んだり、だるかったり、うまく眠れなかったり、色々ある。元々の体質もあるので、自律神経っぽいけどそうとは限らないという感じ。それでも週5の会社通いとかは、時々休んだり、(良くないと分かってたけど)頭痛薬や風邪薬で誤魔化しながらできてしまう程度だった。 2 そして30代の10年間でようやく「色々総合するとどうも自律神経が弱点っぽいし、いよいよ向き合わないと…」という気持ちになった。というのも、「自分なりにちょっとでも強くなりたいし、ちょっとだけでも強くするとその分すごい楽だ」という気持ちになれたからだ。 好きなように食べて好きなだけ眠って…を繰り返して、ストレスなく過ごすことに必死だったけど、そういうのも見直すことになった。大したことはできていなくて、わずかなことなんだけど。そのきっかけは、色んな人が自分に色んなお題を出してくれたからで、とても感謝している。 3 例えば、「水銀柱」で描いたような個展の提案をしてもらった時だ。自分のやりたい感じを考えていくと、どうしても心身の強さが不足していると感じた。ちょっと実験的だったり冒険的なことをすると、不安とかプレッシャー、必要な体力が増していく。睡眠や食欲が不調になって、そのまま進むと病気になるのは明らかで、休むことになる。他の人にとっては大したことじゃないかもしれないけど、そういうのに耐えて手を動かして段取りや完成判断をしていくような心身の強さが自分には全然足りてないと感じた。 今までやったことないことや、新しい人々が目にする制作を依頼されたりすると、そういう気持ちになることが多かった。だけど、結局は自分の心身はそんなに強くせず(そんなすぐに強くはできない)、関わる人に助けてもらいながらやってこれた。 4 しかし度々、心身の強さ不足を感じてきて、いよいよ真面目になんとかしないと、と思った。人間の平均が70点で、自分が今20点だったとしても、21点とか22点にしていきたい、という気持ちになった。70点になれないと分かっていて、20点から1点2点を積み上げていく気になれなかったのだけど、そういうことでもないよな、という感じ。 40歳にもなって、ようやくそういうことを思って、ほんのちょっと取り組んでいるというだけ。だけど、こういうことも書いておくといいかと思って、書いてる。具体的にやってることとかは、あまり根拠とか無いし、普段のしゃべりyoutubeとかで気楽にしゃべってます。 (以上、『プロジェクト発酵記』についての取材を受けて、その時に準備したものを元に書いたもの)