20210307

夜、呼び鈴が鳴って、ドアに行ったら隣の人だった。「玉ねぎ2つありますか?」とのことだったので、あげた。閉店法で日曜に店がやってない。玉ねぎをあげたら一応1ユーロ渡そうとしてきたので、もちろん断った。

こういうやり取りは、色んな人の違いが楽しめて面白い。僕の住んでいる20世帯ぐらいの建物の中に住む人たちは、かなり色々バラバラだと思う。なんとなくみんな、完全にドイツの常識に合わせるでもなく、完全に自分を出すでもなく、お互いにそこそこ差がある感じが面白い。

伝説では、日本でも数十年前までは、近所で醤油を借りたりしあってたらしい。その時代は近所付き合いがベッタリだったかというと、そうとも言えないと思う。親密度が0から100のようにあるわけではなくて、親密さの質や特徴がある。