20210101

犬の散歩に行った。初めて会うOさんもいた。スーパーは休みで、何か食べるものをインビスとかで買って帰ろうと思ったけど、あんまり好きじゃない賑わいかたで賑わっていたのでそのまま帰った。昔は「冬は自転車は無理だろうな」と思ってたけど、余裕(温暖化)。

アメリカで累積感染者数が2000万人を超えたってニュースで見た。アメリカでの色々は、このパンデミックがそれぞれの社会構造とかをすごく反映してるなって感じをよく示していた。初めてCDCのサイトに行って、各種数字を見た。集計された死者数だけでもカウント方法がいくつかあって併記されてる。たしかに、という気持ちで注釈に納得しながら見た。やっぱり75歳以上の死亡件数が圧倒的に多く、75〜84歳と85歳以上の2カテゴリでは、(カウント方法によっては)50人に1人とか130人に1人とか、そういう割合になってる。

そういう考え方を肯定すべきじゃないという前提で書くけど、こういうパンデミックみたいなものを「国のメンバー構成を(不可抗力的に)変えて経済的成績を上げるもの」として歓迎する人がいても不思議じゃないと感じる。歳をとった人だけじゃなくて弱い人や貧しい人などから順番に苦しくなるのは、パンデミック以外でもわりと多い。そういう状況は、経済力や労働力が圧倒的ゲームルールになっていて、それ以外の第2第3のルールたちがほとんど拮抗できてないっていう世界なんだろうなと思う。

(本当はどうだったかは別として)江戸時代の火事みたいなのを思い出す。派手に燃えて、ブロックごと延焼していくと、大工や家具屋が儲かったり、古い家屋を強制リセットできて、それでまた人々の生活もリセットしたりして経済刺激になるという感じ。筋肉で殴り合う世界よりマシかどうかとか、そういうことじゃなくて。今、こうなんだなという感じ。