20201217

こんなにずっと家にいるなら、もっとカーテンとか食卓の布とか水差しとか、気に入るものをたくさん買っておけば良かったなと思う。

壁の色を変えたり、絵の額を替えたりするのって「特定の観点から」ではぜいたくだと言えばぜいたくだけど、そのような観点からでしかない。生活空間の色彩や模様が気に入る状態にしたり変化していくのは、山に住む動物でも起こることだし、かなり基礎的な気分の良さだ。「日本の都市部の近年の賃貸事情」で統一的な常識の中で育ったし、適応していたけど、あれはかなり「家主などの稼ぐ側」=物件運用を中心にして動いているので、みんなのためではない。労働でも何でも、みんなのためではなく、強い人の邪魔にならないようにみんなが遠慮して生きるシステムは、気が向かない。